NAOSHIYA CUSTOM FACTORY 501 E FULL CUSTOM 完成

この数日、告知しておりましたカスタムジーンズが完成しました。

1年間のギャランティ(無料修理保証)をつけて、

「DENIM GARAGE」のトートバックに入れてお渡しします。


販売は10/19 (木) 12時〜 初日は店頭販売のみ

ショッピングページへの更新は10/20 (金) 12時頃掲載予定

サイズ感は掲載後に電話で話せると良いと思っています。


主観ですがこれよりもすごいジーンズは無いと思います。

そう言うジーンズがうちのカスタムジーンズです。

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機械オンチの私が天気も悪いのに

いつものオートではなく、マニュアル操作で撮ってみました。

挑戦です。

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写真の技術と才能はありませんので

現物の凄みが半分も表現できません…

この程度でも凄みが出てますので現物はこんなもんじゃ無いと言う事です。


洗いたてだとフラットなので2分くらい私が穿いて少し立体にしました。

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うちのカスタムジーンズの経緯としては

ボロくて、無知なリペアによって壊れた無残なジーンズを

着用できるように調整した事から始まります。


そうやって作り出した実験的なジーンズは

感度の高いアンテナを持つ「通」な方に好まれて作り出しました。

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実験的な意味合いで修理では絶対に試せない新しい挑戦や

ひらめきを落とし込んで作る事が最初は楽しかった。


このコインポケットを見てください。

LevisなのにLeeみたいにしてあります。

正確に言えばLee型でもありません。


これには長く着用するのに大きな意味合いがありますが

理由はここでは書きません。

オーナーさんが興味がある場合のみ聞いてください。

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何度も書いてますがこのジーンズは3年前から作りだしたやりかけ。

カスタムジーンズの製作を前期、中期、後期と分けた時に

後期はもはや縫込みがエスカレートして作っただけなので

作る面白さは半減していきます。

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とは言え、

物としての完成度も高いし、縫製も安定してるしすごくちゃんとしてる。

逆に言えばちゃんとしてるから初期の頃の不安定な危なっかしい感じがない。

でも初期、中期よりもはるかに出来る事が増えてるので

物の凄みはすごくあります。

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このジーンズを作り出した時は

初期や中期のように「修理の延長線上にあるカスタムジーンズ」を

作りたいと思ってやりだした。

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が、超多忙な私にこれを作る時間も余裕も無い。

2年前の移転もあって一度はやりかけのまま封印。

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今年に入って封印を一度は解くも、忙しすぎてまた封印。

その封印を解いたのは久々に製作意欲が出てきたので

仕上げまでたどり着けた訳です。

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初期は手を入れていない部分が多いので今でいうライトカスタム。

中期から全張りとなりまして、後期にはほぼ全ての部分に

縫込みによる補強が入るようになります。

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このジーンズは修理の延長線です。

初期、中期の空気感を後期の技術力で仕上げました。

これは私にしか分からない事なので穿く人は特に気にしなくて良いです。

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このジーンズには私以外の人が昔に施した修理のせいで

壊れて、直してを繰り返しています。

今作はベースの空気感を残そうと思って3年前に準備だけしていました。

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これもオーナーさんにしか分からない事ですが

洗濯すると濡れてる状態で私が入れたミシンと「もともと」入っていた

意図的に残した前の修理がわかります。

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エンジニアブーツに合うように作りました。

裾もかっこいいですね。

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手抜きなし。

バックポケットは中期の空気感でサークル入り。

この空気感には我ながら惚れ惚れします。

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ボロく見えるように仕上げていますので

ボソボソしてる部分があります。

見た目のボロいジーンズとただボロい無知なジーンズは全くの別物です。

フルカスタムを穿いた方にしか分からないでしょうけどね。

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見れば見るほど色が浮かび上がってくる。

吸い込まれないように気をつけてください。

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ものすごい雰囲気のブーツでも歯が立たないでしょう。

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穿き心地が悪そうに見えますが全体のバランスによって

見た目よりもはるかに穿きやすい。

20オンスのジーンズよりぜんぜん良いです。

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何色使ってるか自分でもわかりません。

暇な人は数えてください。

多分ハズレです。

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左より右は縫ってます。

これは右利きで右のポケットに財布を入れる人が多いから。

それ以上の説明に興味があればオーナーさんは聞いてください。

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裾は左右でなんとなく変えてます。

これも何色使ってるかわかんないですね。

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ウエストに「3年」と書かれたタグを付けて完成。

作りたいと思って作った、自分で穿きたいジーンズ。

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売れる事を一番に考えていない、

作り手が作りたいジーンズを作りました。

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ビンテージという言葉に逃げない技術の結晶を

魂を込めて縫込みました。

これを見て欲しいと思った方はぜひ、現物を見てください。


発売は休み明けの木曜日。

オープン時間の12時からで先着1名様のみ。


現在、フルカスタム系オーダーは受けていませんので

過去のやりかけを作る以外ないのですが

他のやりかけはバラしただけなので無しとお考えください。


ショッピングページに実寸を掲載しておきます。

現物見て、穿いて、サイズが合う方に穿いていただければ幸いです。

2017..17 カスタムジーンズ comment0 trackback0

NAOSHIYA CUSTOM FACTORY 501 E FULL CUSTOM 最終の最終仕上げ

素晴らしいジーンズになりました。

と言ってもまだ完成してません。


先ほど最終加工を終えて、もう一度洗濯してます。

乾いて、もう一度チェックして大丈夫なら販売です。

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ベースはフロントにたくさん修理が入ってた501 E。

加工前は33×32で完成後のサイズは実寸で32×30。

小さくなった理由は裏に全貼りを入れて縫ってるってのが一番。

縫込み量のすごさから横に1インチ、

縦に2インチの縮みが生じています。

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穿いた事のない方には分からないのですが

着用感としては実寸よりも小さく感じます。

それによりオンスが上がってるので感覚としては

16オンス以上のジーンズを穿いてる感じです。

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とは言え、ただの分厚いジーンズとは全く違う。

このジーンズには知識と技術が練りに練り込まれています。

私の嫌いな分厚いだけのジーンズとは全くの別物の着用感となります。

穿けば意外と早めに馴染みます。

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今日、洗濯しても東京は雨なので乾きません。

毎日、雨なんで写真も撮れない…

乾いてからの最終の最終仕上げに入りますので明日の販売はありません。

今のところ最短で火曜日かと。

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問い合わせも多いので販売方法を決めねばならぬ。

別に人気のお店でもなければ、

流行りの物でもないので偉そうな事は言えないが

魂を込めて製作したジーンズだからお店で穿いてもらいたい。

作り手の思いです。


作り手の覚悟、とオーナーさんになる方の喜ぶ顔を見てから

対価をいただければそんな幸せな事はないと思ってる。


とは言え、

1クリックで試着もしてないジーンズを買う覚悟ってすごいと思う。


なので販売初日の営業時間は店頭販売し、

その日の夜にでもショッピングページへ掲載しようかと思っています。

火曜日に販売の場合は水曜が休みなので木曜に掲載して

電話対応できるようにしようと思います。


まだ完成してませんが今のところそんな感じです。

写真撮りと販売日、方法を決めたら告知いたします。



2017..14 カスタムジーンズ comment0 trackback0

NAOSHIYA CUSTOM FACTORY 501 E FULL CUATOM 最終仕上げへ

カスタムジーンズがほぼ完成しました。

もう少し眺めたり調整してからの販売となりますので今週末はありません。

たぶん平日の販売になると思います。


久々に作ったので感覚が1本作ったくらいでは戻りません。

まだやりかけがあるのでそれの製作に入りながら

3年前のオーダー製作に入らねばって感じです。

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3年前に普通に作り出したので中期〜後期の作り方に近いのですが

あくまでもやり出したのがその時期なだけで

ほぼ全てに近い作業を今年に入ってから2回挫折して仕上げたので今の感じかと。


見た目を派手にするのではなく、

見れば見るほどジーンズに吸い込まれそうな渦のような

大人のカスタムジーンズに仕上げました。

と言ってもまだ完成してませんけどね。


問い合わせも頂いてるのですが販売方法は決めてません。

出来れば目の前で試着していただき、

気に入った方にお買い求めいただきたい。


これは精魂込めて製作したジーンズが

どんなオーナーさんに愛用していただけるのかを

見たいと言う親心とでも言いましょうか。

オーナーさんの身長、体重、体型の相性を見たいとでも言いましょうか。


ここまでの作り込みアイテムでなければ身長と体重と体型の特徴を聞いて

合うか合わないかの判断が難しくないのですがこれは別。

通販で販売するってのはサイズが合わなかったら嫌だなって怖さがある。


とは言っても通販で現物も見てないのに、

写真だけで購入する覚悟がある方であれば

穿いてもらいたい気持ちもある。


たぶんゲリラ的になると思いますが決めたら告知して販売します。
2017..13 カスタムジーンズ comment0 trackback0

NAOSHIYA CUSTOM FACTORY 501 E FULL CUSTOM

三連休は暇だろうと予想して、

溜まりに溜まった作業を少しでも減らそうと

久々に集中力MAXで修理してました。


我ながらよくこの本数を直したと思った連休の最終日、

たった1日だけで集中しても2週間くらいかかりそうな作業量の依頼…


ボロボロか見た目はそうでもないのに

直しだしたらすぐに壊れる変化球までとにかく多かった。


私の仕事は持ち込まれたジーンズの悪いところだけを指摘する仕事なので

所有物を褒めて欲しい方にはオススメしません。


納期は激務の為、年内の納品はほぼ皆無と思ってください。

簡易的な作業は置き場も無くなるので早く出していますが、

激しい作業がまだ7月に入ったところなので急いでる方は諦めてください。


新しい物だろうが古い物だろうが

「ギア」として戦えるジーンズにして欲しい修理の依頼のみ

お待ちしております。


からの3年前の忘れ物がもうすぐ完成。

32インチを少し余裕を持って着用する方に良いかと。

image1 (1)

昨年、作業の合間に製作を再開しましたが激務でまた封印していた501のE。

3年前からの作りかけを仕上げた感じですが

その頃の作り方と今の感覚で作ったハイブリット。


最終の加工に入っているので完成はもうちょいかな。

予約は受けずにゲリラ発売の予定です。


3年前にオーダーいただいたフルカスタムジーンズの製作に

まだは入れていないので現在はオーダーを受けておりません。


作りかけで放置してるやりかけがまだ3本くらいあるので

それで慣らしをしてからオーダー製作に入る予定です。


お待ちいただいてる方の製作が終わるまでは新規を受けないので

フルカスタムのオーダーは2,3年は受けないと思います。
2017..10 カスタムジーンズ comment0 trackback0

NAOSHIYA CUSTOM FACTORY CUSTOM C-A

個人的な趣味でチョイスしたミリタリーアイテムを紹介する内容が

全体の9.5割となってる当店のブログ。

それはそれで良いと思いますが今日は久々にデニムのカスタムです。


ジーンズの修理屋なのにジーンズ修理の紹介はしていません。

バックオーダーをかなり抱えてるのですぐに修理して欲しい方には

申し訳ございませんが対応できません。


そして本気のカスタムも現在は受けておりません。

そう、うちのお店は何もすぐにしてくれません。


唯一、素早い対応ができるのがミリタリー系のカスタムです。

なのでブログの9.5割がミリタリーアイテムの紹介になる訳です。


と言う事で今日は久々の本気カスタム。

うちで言う「縫込み」です。


うちのフルカスタムってのは死んだビンテージの再生方法として生み出した手法。

縫込みと補強がエスカレートして、

エスカレートしすぎて作り手が面白みを感じなくなったので

今は封印してるような感じもあります。

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ベースはカーハートの大戦。

普通の修理だけでも着れるレベルのコンディションでしたが

うちらしさを詰め込んでみました。

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とは言っても見た目に逃げない大人のカスタム。


あくまでも修理の延長線上にあるカスタムなので

主張しすぎないようにベースは修理と補強。


目立つ部分と目立たない部分のバランスに気を使いました。

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衿には縫込みを入れて、うちらしさの色を出す。

洗い込むともっとボコボコになります。

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タグは外して、付け直す。

戻す時に中に補強入れてるのは表面ではわかりませんね。

強度はおそらく3倍くらいかな。

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ボタンはオリジナルを戻す予定でしたが使えないのもあったので

地味な加工でラッカー風にした月桂樹ボタンへ。

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目立たせる部分はカフスにも。

ベースのボロさと言うか雰囲気を残しながらも、

うちらしい縫込みで味付け。

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このようにロールアップして着るイメージ。

古いだけのビンテージってのは逃げだと思う。

うちの加工は攻めのビンテージだから着れない物には価値を感じない。

あくまでもギアとしてのビンテージ。

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昔の不安定な縫込みとは違い安定して不安定。

もう慣れてきてるから昔の味が出せないってのが今の悩みなんですが

安定して規則的に不規則だからこれはこれで良い。

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縫込みの密度を変える事で、部分的に強度を変えている。

見えませんがポケットの内側というかボディ側がスレるので

そこには強めの補強入れてます。


多くの修理品が教えてくれた物の壊れ方。

その経験を落とし込むのがフルカスタムです。

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ここはポケット付け根から切れて、変な修理が入っていたのでやり直し。

とは言ってもカスタムカバーオールですから

目立ちすぎないような味付けを入れる。


フルカスタムのカバーオールは2枚目でしたので

初代とは作り方を変えてみました。

手探りな部分はどの作品にもある。


数パターンの進行方法を頭に入れておけば

仕様の違う物をベースにする時に役立つので経験値作り。

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ベースが持つ雰囲気、味わいを残しながらも

あくまでも当店でしか作り出せない空気感を纏った

大人の1着になったと思います。


これは販売用ではなくオーダー品。

なので売り物ではありません。


来月にでも3年前のフルカスタムジーンズのオーダー製作に入る予定。

その前に手慣らしでやりかけのカスタムジーンズは仕上げますが

上着を作る予定はありません。


どれだけ早くても来年の9周年記念ですかね。

何を作るか全くの未定ですが…


と言う事で今日も修理が忙しいので作業へ帰ります。


2017..12 カスタムジーンズ comment0 trackback0
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