トートのカスタムモデル3種類作りましたが
今日は3つ目です。
これだけ暑いとTシャツ以外はほとんど着ませんので
カバンはアクセントとして活躍してくれます。
NAOSHIYA CUSTOM FACTORY カスタムトート 「NFLCC1995」95年に「NFLCC」会員が作った
そんなイメージで制作した個体です。

80年代ものを中心に集めていますが、
90年代の方が発色が鮮やかで美しい。

釣りに使われる道具たちの進化も
色に表れているように感じます。

何度も書いていますが
私は釣りをしません。
非常に興味はありますが
休みも時間もありませんので
いつかのお楽しみにしています。

カバンのベースはボディ屋さんのですが
それを半バラして再構築しています。
追加パーツは全てアメリカ製。
アメリカ人の給料は人にもよりますが倍になってる。
だから物価が高騰しても良いのです。
日本は違います。
なので今後はアメリカ製をこれまでのように
パーツとしても使う事ができなくなるのかもしれません…

実際、パッチの高騰はこの半年で
倍に近いです。
今は秋の企画に向けて
無理してでも買っていますが
そろそろ限界は近い。

この春までに入手したパッチが
カスタムとして大量に使える最後になるのかもしれません。

それぐらい価格が高騰しています。
日本に暮らしてると世界の当たり前が
当たり前に感じていないので
それはそれは怖い事だと思います。

醤油が10円値上がりするとかが
ニュースになるって危ない。
同じパッチでも500円以上値上がりしてますから。

当店での販売はない商品の話ですが
アメリカ物の輸入品でこれまで日本では
8,000円前後で販売されてた商品。
これが来年の春に販売分のオーダー段階で
13,000円になるそうです。
8,000円だから売れた訳で
13,000円では今の感覚では売れないでしょう。
このようにこれまでの感覚では
アメリカ物を販売、購入するのが難しくなります。
昨日、技術屋さんと話していたら
もう「MADE IN USA」なんか
普通の人には買えなくなるね。
今、そんな状況です。

だいぶ話は飛びましたが
このようにアメリカ製パーツを使って
カスタムし、ヴィンテージパッチを付ける
このトートーカスタムってものすごく贅沢です。

同価格で購入できるカバンの
ほとんどよりもインパクトがあります。
量産品にはない
1点物の面白さ、満足感も
ポイントです。
ショッピングページよろしくお願いいたします。
アメリカ製パーツで制作する当店の小物は
全て当方が構成と縫製をしております。
大量のパーツを確保していますが、
ストックがなくなると補充パーツの入荷には時間がかかります。
コロナになってからはパーツメーカーさんの在庫が
以前と以後でぜんぜん違います。
多めに買って置いておきますが
今回は1ヶ月以上届きませんでした。

テスト的に制作した1.5インチ。
骨格のしっかりしてる方には良いと思います。

以前から書いていますが
使いやすさとしては絶対的に1インチです。

そうは言っても
1.5インチは見た目がゴツくてかっこいい。

3色の構成にしました。
とりあえずは増やす予定ありません。

増やすなら1インチのカラバリ増やすかな。
縫製糸から変えるので
増やすと言っても結構めんどくさいです。

この3色はどんなスタイルにも合う。
そう思って選びました。

ショーツやカーゴパンツにも合う。
もちろん1インチもです。

20本以上を作りましたので
腕がパンクしそうです…

このくらいの厚みなら
上下送ってたい方のミシンでないと縫えません。

うちにはそれがないので
いつも使うミシンを手回しで縫っています。

これが増えるならミシンを買った方が
効率も良いのですが置く場所がありません…

昔持っていましたが
別のミシンと入れ替えちゃったので
今となっては残しておけばでしたね。
今後は上記新型の仕様で制作します。
グリーンに感じてはその時の気分でカンヌキの色を
グリーンかブラックか変えちゃおうと思っています。
作り終わってパーツを片付けていたら
まさかの旧作が1本出てきました!

バックルもDカンも初回ロットはこの仕様でした。
手持ちのパーツだけで作ったんですが
このパーツは入手できないのもあるので
もう作らない仕様です。

作らないというか、作れないというか
バックルも今回からの仕様の方が
滑らかで軽くて硬くない。

Dカンはこっちが好きでしたが
1.5インチの入荷未定との事でしたので断念。

こうやって時間をかけてパーツを集めてると
いざ使った時に再入荷なしって事もある。

これがアメリカ製パーツだけで作る
面白さでもあります。
ショッピングページサイズは特注でも作りますので
お気軽に問い合わせください。