今週末はデッキパンツ出ません

今年最後のオリジナルアイテム

早ければ今週末でしたが間に合わずで来週になりました。

入荷後に検品し、写真撮影してから店頭とショッピングページ分を

別にして販売予定です。


今日は製作日記の入り口でも書こうと思いますが

ここからは写真もなく、ただ長い文章となりますので

興味のない方は読むのをやめてください。


直し屋で初めてのオリジナル商品は「デッキパンツ」の予定でした。

構想は前の店舗に引っ越した頃だから8年くらい前かな。

でもその頃に作っても自己満足なレベルの低い、

「ただの服」で終わっていたでしょう。


今、形にする事に意味があると思う。

先人たちが形にした物の最後を見る事でしか生まれない物作り。

その辺で売ってる服とは入り口が全然違います。


この2年ですかね、方向性が完全に決まったのは。

ゼロスタートの物作りはT-Sからスタートしました。

カットソーはサーマル、リブロンT、ロンTと作っていますが

かなり完成度が上がってきました。


本来はデッキパンツが最初のパンツ作りとして動いていましたが

通販でお買い求め頂く方にサイズ感を説明するのも難し、

目指す物が形になって売れるかの保証なんて無いから

単純に怖い。


そこで保険をかける事にしました。

その保険内容は次に作る予定だったショーツを先に投入にした事です。

長ズボンよりもはるかに売りにくいショーツを具現化し、

自分の思いがどんな反応なのかを見た訳です。


保険と言っても当たり屋に保険が下りるかレベルの

ギャンブルと言うよりは、無謀な挑戦でしたが

皆様のおかげで予想以上の大好評。

これで長ズボンを作る決心が出来たのです。


その間にもプロジェクトは進んでいましたので

本当は2本で終えたかったサンプル製作は3本目に突入します。


そもそも「デッキパンツ」って何だって話ですが

40年代のN-1デッキ、NAVYデッキJKTの下になるパンツです。

と言ってもそんな物は存在しません。

この時代の防寒パンツはオーバーオールですから。


そのオーバーオールは形も悪いし、何より穿くとダサい。

正確には形も数パターンあるので全部がダサい訳ではありませんが

ほぼダサいのでこの表現です。


ちなみにデッキパンツがマーケットに流れた事があります。

10年以上前ですがデッキのオーバーオールを再構築したパンツが

東南アジア製でミリタリーマーケットに出ました。

ただの改造品なのでミリタリー界的には遊びみたいなもんです。

これが古着屋に流れれば縫製すら知らない人ばっかりなので

激レアの当時物、サンプルだとか言って高額つけてるケースもあったようです。


私もこのオーバーオールをバラして、材料にしてパンツを作る予定でしたが、

数も集まらないし、部分的に死んでる生地も多く、

この頃からそれオーバーオール単品での値段も上がったので

当時物で作る事は断念しました。


ポッと出の企画ではなく、練りに練った企画が形になりますので

簡単には進みませんがそれこそがうちの醍醐味であり、

物好きを刺激するポイントだと思っています。


次はもう少し製作の詰めた話に入っていきます。

つづく


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