シャツの小話

週末はざわついて忙しかった。

季節の変わり目なんだけど東京は気温が高すぎた。

涼しければ雨だし物が売りにくい気候ですね。

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新作のシャンブレーなんですがショッピングページより

店頭の方が動いています。

サーマルもですが最近としては珍しい現象です。


通販でお買い求め頂く方には

できる限り分かりやすくしてるつもりなんですが、

ニュアンスとかは直接、話した方が伝わります。


文章と写真だけでお買い求め頂く事が当たり前になった今だからこそ、

作り手から物を買うことに意味が出てきてるのかもしれません。

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表裏の写真を見て頂くだけで

1000人に一人もいないであろう物作りに携わってる方だと

うちのシャンブレーに度肝を抜かれてるはずです。

消費税が10%になり、表面上の値段は上がってますが

春と同じ価格です。

値上げした訳ではありませんのでこれは慣れてくしかないと思います。

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物を作る時、コストとの戦いがあります。

うちにはその考え方がないのですが

そこを考えたら作りたい物を作ってるのに妥協点が多すぎちゃう。

それは一般さんがやってることだからうちがやる必要ありません。

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大きく生地を使う。

ハギを少なくする。

見えない部分もちゃんと作る。

これだけで同じ生地を使っても価格が変わります。


要するに効率的ではない作り方なんです。

大きなパーツがあると必然的に取れ高が悪くなる。

そこで大きな1パーツを2個に分ける。

そうすると縫製箇所は増えるが取れ高が上がるので

結果コストカットになる。


そうやって違和感が出ないように構成してまとめる。

これが合理的に作る服です。


例えの1つなのでもっと細かい話はたくさんあります。

今度小出しで書いていきます。


そうやって聞いてからうちのシャンブレーを見てください。

パーツは多いが大きな物にハギは入っていません。


特に背中〜袖の流れにはこだわりました。

取れ高は無視して美しく流れるようにしております。

ラグランにハギがないのも着心地を考えればの事。

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そこに菊穴まである。

普通の作り方より1.5倍の生地量で1着を製作しました。


はっきり言えば無駄です。

でもこれにそれを通せば無駄でない事が

お分かりいただけると思います。


服が好きだと言ってる方こそ、

見た目のディテールやブランドネームなどには踊らされず、

良いものを見る目を育てる事が次のステージだと思います。


表は見てきたんだから、

次は裏を楽しむ勉強を共にしていきましょう。


ショッピングページ


一般的な物作りの倍のコストで作ってるので表面上の価格は高価。

でも10年後でも当たり前のように主力として着れますから

結果、コスパ高い服です。




2019..07 NAOSHIYA CUSTOM FACTORY comment0 trackback0
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