60S VINTAGE LANGLITZ LEATHERS スペシャル

今日はスペシャルです。


ビンテージって言葉はただの逃げに使われる事も多い業界。

古いから壊れてる、古いから形が悪い、古いから臭い、古いから壊れてる、

古いからサイズ合わなくても、古いから誰も持ってないから…

そこには1つも良い要素がない。


うちのように本当に良い物だけを紹介しようとすると

あまりビンテージって言葉は販売文句に使わなくなります。


でもビンテージが嫌いなわけではない。

もともとビンテージに憧れて、興味を持って今の仕事をしてるし、

雑なやつが雑な売り方の逃げに使われてるから

嫌なマーケットだと思ってるだけ。


そうやって売り逃げされた物の墓場が修理屋です。

売るのを簡単だとは言いませんが、

直す作業とは別次元です。


必要な知識とか経験とかのレベルがぜんぜん違う。

服を売ってる方に疑問を投げてみてください。

ちゃんとした答えが返ってくる事はほぼありませんから。


という事で多々の文句を言うブログではありませんので

本題に戻ります。


今日は珍しくビンテージ。

だから欠陥もありますが、

それ以上に魅力的だと思って紹介します。

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ラングリッツの代表格キャスケード。

66年のビンテージモデルで

53年前に作られたファクトリーメイドの本物です。

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60年代のモデルはこれまでに何度か販売していますが

見た目のインパクトでいうと一番でしょう。

このモデルには22個のピンバッチが打ち込まれています!

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メインジッパーはCC。

レザーはホースハイド。

60年代のモデルってほぼホースです。

見ただけでラングリッツのビンテージと分かる質感はこれぞですね。

風合いが本当に素晴らしい。

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見てください。

これが歴史です。


全米モーターサイクル協会「AMA」のピンズが中心にこの量。

そこにはハーレー、ポートランドのバラフェスティバル、オオカミ…

凄過ぎて震えました。

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古いライダースに「AMA」パッチやピンズが付いてるのは

見た事ありますが1個か2個程度。

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66年に作ったライダースに付いてるピンズから

80年代の前半まで着てた事が分かります。

そうなると1オーナーでしょう。

一番新しくても81年くらいのハーレーロゴです。

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これは本当にすごい。

今、市場でみるモーター系ピンズはレプリカも多いんですが

もちろんこれは全てオリジナル。


これだけの数になるとうらは武器になります。

半袖で着る時、雑に脱ぐと怪我をするかもしれないので気をつけてください。

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ポートランドの人が着てたんでしょうね。

ギアに愛情を感じる。

買って、売ってを繰り返すような人には

この魅力は分からないでしょう。

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これだけの愛情があれば傷もあるし、リペアもある。

左袖にはリペアあります。

草レースにでも出てたのかなあ。

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ピンズからするとハーレ乗りです。

いつもなら販売用としては用意しません。

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左側にはこのようにスレや傷があります。

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ここのジッパーも交換されてます。

パッと見はオリジナルに見えますが元は菱形で

こっちには丸カンのタイプが付いています。

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残念なのはスライダーとムシの組み合わせが悪く、

開閉できるが引っかかる。

締めなければ良いだけですけどね。

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左の気になる部分はこんな感じです。

ここまでで引き込まれた方、物好きですね。

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右は特に気になる部分ありません。

と言うか雰囲気の凄さに圧倒されてます。

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この年代のホースハイドにしか出せない雰囲気。

他のブランドの事はライダース好きなんでかなり見てきましたが

ライダースのゴールはラングリッツだと思います。

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現行ラングリッツでも日本でホースが復活しましたが

これとは別物です。

あれはあれで良くて、これはこれで良い。

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悪いところを中心に紹介してますが

けっきょく良いところが悪いところを超えた時点で

それは悪い物ではなくなる。

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私の前のハーレーと同じ年式で、

この感じだから飾ろうと思って秘蔵してましたが

本当に欲しい方にならって事で出しました。

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背中はスリーストライプ。

質感すごすぎ。

これぞビンテージモデルにしか出せない感じ。

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1000万円の古いハーレーに乗って、

新品のライダース着てる方。

こっちだと思います。

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ナックル、パンには似合うでしょうね。

年式的にはアーリーショベルだけど

オーダーしてる段階でハーレーに乗ってるんだから

本丸はパンヘッドですね。

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ジャンクな部分は書いたので見てたら意外と綺麗じゃん。

そう思った方、

そうなんです。

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コンディションは裏地に出ます。

裏地も綺麗です。

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背中にこのくらいの穴。

致命的な場所ではありません。

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こっちも綺麗。

このオーナーさんはたぶん几帳面です。

クリーニングに出しながら手入れして着てたんでしょう。

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抜け殻みたいなライダースはいりませんが

愛情を感じるライダースは別物。

これがビンテージのオーラってやつでしょうかね。

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差込口も大丈夫。

見れば見るほど引き込まれる。

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これがビンテージって言葉に逃げない紹介となります。

物に魅力があって、引き込まれる。

これがビンテージの魅力です。


毎日着たい、ガンガン着たい方にはオススメしません。

年に数回しか着ない、飾りたい、古いモデルを所有してみたい、

古いバイクに合わせた…

そのように考えるとこんな素晴らしいライダースに出会う事はもう無いでしょう。


ショッピングページ


クリーニングは日本で出してませんが、

当店の掃除とオイルでいつもの状態にしております。


個性を短所ととらえるような人ではなく、

個性を個性と評価できる人だけに届けば幸いです。


よろしくお願いいたします。


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