デッキパンツの詳細を書いてる途中で
黒シャンが入荷したので一度、脱線。
先週は1月最後の作業に入るも1週間で終わりませんでした。
なんで1月の仕事を残してるかと言えば
こうなる事が分かってるから入れなかったし、入りたくなかったから。
もちろんお金をいただいて仕事するんですが
お金ってのが1番でなく、もう心中する覚悟で出し続けてくれてる方への
恩返し仕事みたいな感じです。
って言うと大袈裟ですがそんな感じで預かった作業は
時間と労力と手間のバランスが悪く、
後ろ倒してるから性格的に次に直すところをサービスでやってるから
1人のオーダーに1週間以上かかる負のスパイラルに入る訳です。
と言ってもそれが私のやり方。
今、1月が最後で2月以降で半年以上の納期で出せてない方が20人以上います。
どれも1日では終わらない内容ばかりで
プラスで細かい作業はあまり溜めないように出してるから
この辺を終えるだけでも春までかかってもおかしくない…
そんな感じでひどい作業をなんとか集中してやった結果が
冬の看板商品、新型デッキパンツのブログが止まっていた原因です。
説明に入る前にこの長さなので
今日でもデッキパンツの説明は終わりません。
余談ですがこのタイミングでシャンブレーの動きが良いです。
おかわりの多さも感じてます。
着た方が良いと感じていただけてるのが一番の評価。
今日から寒いのでデッキパンツとの組み合わせで
薄手のアウター羽織れば良い感じですね。
で、デッキパンツ。
こないだ裾幅の説明書きましたが
あれのおかげで分かりやすかったって話はありません。
まあ、主観を伝えてるだけなので
参考程度にイメージ作っていただければ良いかと。
裾幅の話で忘れてはいけないのがレングス設定。
基本的にパターンで考えると裾幅を設定するタイミングで
ほとんどの場合は裾幅が変わる事を当たり前にしてます。
なので32インチで販売されてるジーンズは32インチで設定。
30インチにすれば裾幅が変わるし、
28インチにすればもっと変わる。
これがいわゆる当たり前とされてる事です。
もちろん新型デッキパンツもそうです。
が、いわゆるテーパード系よりも違いが出にくいようにしています。
なので裾上げしてもちろんシルエットは変わりますが
私の中では許容範囲内です。
要するにそのままだとちょっと狭すぎる。
カットした方が靴とのバランスは良いかなって感じです。
これはあくまでもSサイズだけの話で
M以上は何も気にならないと思います。
今年も裾上げ用のボディも用意してますが
そっちは革新的な設定にしました。
元の32インチ設定から切りっぱなしで36インチだから
通常より2インチは長い裾にも対応できるようにしました。
背の高い方で32インチ縮みの31インチくらいだと短いって場合は
裾上げと言いながら長いレングスに対応できる訳です。
小さな話ですが作るだけ、売るだけの人には作れない物を作る。
これが修理屋の仕事です。
と言うわけで今日も裾の話で終わっちゃいました。
毎日、使用してますが本当に良い。
次の休みで長ズボンは全部洗ってクローゼットへ。
昨年のデッキと今年ので4本あれば4月まで他のパンツは必要なし。
自分で作ったパンツが最高すぎて申し訳ございません。
ショッピングページつづく