あまりの忙しさにパンク気味でした。
藍染のTシャツも凄かったし、
トレーナーにワッペン付ける作業も凄かった…
準備を進めてるカバーオール型ユーティリティも
やっと終盤に入っています。
これは販売用ではなく、
オーダー製作です。
販売用は掲載品しかご用意ありません。
が、
過去最高レベルのユーティリティ収集に成功しました。
それを洗濯したり、検品したりしてるので
販売時には見えない部分の作業もやっと終盤です。
OG107のコットンサテンが70枚くらいあります!
15ハーフの31〜35
16ハーフ 32〜36
17ハーフ 32
ざっと見た感じこんな感じです。
1stは「狼煙」を作るために使うので
来年くらいまでのユーティリティは確保できたと思います。
気になる方はお気軽にご相談ください。
16、17はほとんどのタイミングでありません。
今なら貴重なサイズでカスタムでします!
今日は運よく17ハーフ入荷タイミングで
問い合わせをいただいた個体の骨格から

3枚同時進行していますが、
どれもサイズが違うのでバランスを考える訓練でもあります。
16ハーフ34インチ以上の場合は6ポケットがオススメです。
そうしないと間延びします。
そうならないように各ポケットの大きさ、配置、調整で
その個体の黄金比を探します。

17ハーフ34インチ
超貴重なサイズですので作り慣れていません。
それでもこのくらいの感じになりました。
非常に良いと思います。

この1枚に3枚のユーティリティ使いました。
ベース、胸ポケット上と裾ポケット、真ん中ポケットと
あまり違和感が出ない感じなんですが
ちょっとツートンが狙いです。

今回は骨格の作り込みが第一段階。
衿の縫込み、黒のドーナツボタン、前立てステッチ止め、裾縫い直し。

そこにポケットをどうやって配置するのかが
難しいポイントです。

通常より大きくする加工。

見た目はほとんど変わりませんが
使うとぜんぜん違います。

真ん中のポケット。
大きめサイズはこの感じが良いです。

大量に確保できてますので
1枚の構成に3枚を使っても良い。

わざわざオーダーして作るんだから
出し惜しみする方がもったいない。

そうやってこの秋のユーティリティは
全てカバーオール型スタイルで製作しています。

で、ベースが完成。
ここから味付けに入るので一旦ストップして
別の個体の骨格へ。

これは数年前に製作した15ハーフ。
それをカバーオール型にするのと、
骨格の作り込みです。
個体に合わせてざっくりとした雛形ポケットから
縦横サイズを変えて調整します。
今回は幅だけ3センチ延長にしました。

15ハーフの31インチは着丈も長くないので
どんな構成にするのか難しい。
最近のバランスはやめて
これを作った当時のようなポケットの感じを目指す事に。

せっかくなのでタグを追加。
こんな小技もオーナーさんは嬉しいでしょう。

で、骨格を決めてから
材料になるユーティリティを選んでバラします。
この個体に使うではないんですが
ユーティリティのポケットにはこんな状態だったりします。
さずがに全部がこんな感じではありませんが、
今しか綺麗にできないので徹底的に綺麗にしてから使います。

裾ポケットは最近、脇にはみ出すんですが
今回はあえて前立てに寄せて脇を超えないように。
こうやって裾ポケットを決めてから
胸のポケットを考えます。
これもスマホが入るように再構築しております。
で、こうやってポケットの位置を探す。
縫製して洗ってから最後のパッチ決め。
オーナーさんと決めてから縫製して完成。
とにかく手間がかかるので
3枚同時進行は辞めた方が良い。
その勉強になりましたが、
これから16ハーフ34インチを仕上げると
販売個体の製作に入れる予定。
なんですが
今年は「狼煙」をまだ作るのでって
もうスケジュールがパンクですね…