ラフさんとの共同制作モデルのサンプルは
ブラックのチョッパーでした。
バイク乗りのグローブで最も需要が高いのはブラック。
汚れも目立たないのは良い。
伊藤さんもグローブはブラックを使ってるので
この企画はブラックで動いていました。
サンプル制作している中で
ガントレットを使わない私のアイデアとして
もう1つの候補をしれっとオーダーしていました。

アウトシームステッチのダークネイビーです。
グローブのチョッパーですから
ブラックと同様に手首のストラップと、
スカート部分のストラップも排除。

って思いっきり付いてんじゃん…
間違えてストラップありが届きました。
アメリカオーダーの怖さですが、
付いてるのもかっこいいじゃん!
棚からぼた餅と言って良いのか分かりませんが
アメリカオーダーにはこう言う事が普通にあります…

カラーサンプルとして
これもラフさんに送っていましたので
ガントレットの反応を聞いてみると

ブラックよりもかっこいいんではないか?
二人ともそう思ってしまいました。
そうなると軌道修正も考えなければなりません。

物作りの面白さってこれなんですよ。
ゴールは冬用のガントレット作る事。
ここは変わらないから一番良いゴールに向かいましょうと
制作をもう一度考え直す事に。

ゼロスタートでは無い。
すでにダークネイビーのサンプルはあるんだから。
ここから意見の擦り合わせとなるんですが

電話でも話しても決めれないので
急遽、材料とか道具をカバンに詰め込んで
ラフさんに向かいました。

二人とも何となく何かに引っ掛かってる。
では、何に引っ掛かっているのか?
明確です。
これはチャーチルから届いたウインターガントレットの
カラーオーダーだけになっているところです。

共同企画なのにそれだけでは面白くない。
そうれは当店だけで作る時にやれば良いレベル。
何か2人の個性を融合できないのか?
ぼんやりとはあるんだけど
現物がないからすぐに試せない…

ならば答え合わせをしようと
気持ちよく高速を走って気分転換。

もうお分かりですね。
これも販売用モデルではありません。
このブログは共同制作の制作日記です。
次のブログで販売モデルを発表いたします。