NAOSHIYA CUSTOM FACTORY  「ADVENTURE SHORTS」 発売開始!

長々と軍パンのショーツを作る経緯を書いてきましたが

遂に本日より販売開始となります!


昨日は全体すら見せてないのにご来店ありがとうございました。

いろんな体型の方が着用した感じを見せていただき、

イメージ以上に皆さんがハマってる姿を見れて嬉しかったです。


本日もお越しいただく方が多く、この方だとこのサイズだなあと思って

サイズ感を予想してた方がイメージと同じサイズ。

お客さんの顔が見える作り手としてはこれもすごく嬉しいです。


本当は太陽がギラギラと輝く日に直射日光で撮影したかったんですが

今日だけが曇りで明日からまた1週間は雨の予報なので

明るくなるタイミングで撮影しました。

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ジーンズの修理屋が日常着として愛用できるミリタリーウエアを

追い求めて作り出した渾身のショーツがこちらです!

こだわりのバラックバックとのカットを最初の写真に選びました。

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ミリタリーウエアの生地でショーツを作ったら一般的には

レプリカに寄せてくんでしょうがうちはそんな事しません。


うちのお客さんたちは他でも買える物じゃなくて、

うちでしか買えないギアに興味をお持ちいただいてると思っているので

技術者としての知恵と修理屋としてのこだわりを

物好き代表として製作した本物の日常着。

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縫製や仕様には知識と経験から導き出した

自分だけのオリジナリティを表現しました。


サンプルを製作した時、工場の方に言われました。

ショーツなのにロングと同じ用尺を使う…

これには驚かされました。

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余り布を合わせて作れるパーツだと縫い目の重なりが

4枚になるのが嫌だから1つのパーツを折り曲げて、ステッチ入れる仕様へ。

いわゆる「輪」って方法です。

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これをフロントポケット、バックポケットの袋にも採用して

しかもバックポケットは少しだけ深めにしてる。

見えない部分へのこだわりが本当のこだわり。

こだわりの集合体がギアなんです。

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サイドスタイルも抜群。

1stサンプルは短めに作ったんですがおじさんの日常着だから

ヒザも隠れる長さに少し伸ばしました。

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短めのショーツが好きな方もいるのでその場合は

外折してる裾をロールアップして下さい。

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そのためにポケットの下に隙間がある。

考えて作り出された隙間はただの隙間ではない。

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NAOSHIYA CUSTOM FACTORY 「ADVENTURE SHORTS」 Tパターン

全員が知ってる前提で「Tパターン」って書いてきましたが

知らない方の方が多い事をすっかり忘れていましたので

そろそろ「Tパターン」の説明をしなくてはいけませんね。


諸説ありますのでここでの説明はあくまでも一つの説として聞いて下さい。

皆さんがイメージする迷彩は木々に混ざる為の

カモフラージュとして作られてきました。

しかし、湾岸戦争で砂漠地帯での戦闘に合わせ3C、6Cが採用されたあたりから

カモフラージュする対象が変わってきました。


これは私の予想ですが

敵対国が変わった事で林、森での戦闘から今後は市街地での戦闘が主になると判断し、

新しい迷彩が必要になったと考えられます。

この辺から敵対国をある程度想定した準備が行われていたと仮定できます。

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残念ながら戦争はビジネスなので長いスパンで準備していた事が想像できます。

そこで新しい迷彩としてデジカモ系が採用される訳ですが

その過程ではじかれたいわゆる「ボツ」がこのTパターンと言われる事があります。


が、実際は極短い期間だけUSMCで使われていた

ほぼテストサンプルレベルの迷彩がこの「URBAN TERRAIN」カモこと

通称「Tパターン」です。


都市での活動時に着用する事を前提に作ってるので

コンクリートの建物にカモフラージュするかなり特殊な迷彩ですが

何も知らなければグレーの柄生地です。

なのでミリタリー感が弱く、街着としてはすごく良いデザインだと思います。

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NAOSHIYA CUSTOM FACTORY 「ADVENTURE SHORTS」 グリーン

「Tパターン」が今回の目玉ならば裏の目玉がグリーンのリップストップ。

好きな方だけはすでに気づいてますが

グリーンのリップストップファティーグパンツは最近、ほぼ見なくなりました。


ベトナム時代の採用品ですが物資が足りなくなってきた時代の

アメリカ軍パンツなのでリップのリーフ柄パンツに比べるとかなり少ないので

綺麗なコンディションを探せば全く見つからない。


当店でミリタリーウエアの販売に力を入れた最初のアイテムが

「誰も知らないベトナムシリーズ」

まさにこれが物資の足りなくなったベトナムに投入された民間系のウエアで

歴史的に見てもとても珍しく、今後は起きる事のないであろう

アメリカの汚点ではないでしょうか。

これはあくまでも私個人の意見で戦争反対の気持ちを表現しております。

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話はショーツに戻りますが物が無いんだから

この軍パンはカットしてショーツ化できない。

これがグリーンのリップストップカーゴパンツのショーツがない理由です。


もちろん官給品以外のいわゆるミリタリー系ブランド、

一般的なファッションブランドさん等では

最初からショーツのカーゴパンツは山ほど存在します。

安価で製造し、安価で販売されてるので

軍パンは安いと言うイメージが出来たと考えられます。


何でもそうですが安く作ろうと思えばいくらでも安くできます。

でもそれはしょせんそのレベルでそれで良ければ良いのですが、

ちゃんと作るとパターン数の多さを考えても例えばジーンズよりも

高価になって当たり前なんです。

その安価なイメージに寄せるからすごく良い軍パンて無いんだと思ってます。


だから常識を疑って「JAPAN MADE」で本気で作ったらどうなるかを表現しました。

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いわゆるセオリー、常識を疑う事はジーンズの修理から学びました。

ジーンズの多くが同じ壊れ方するのは

いわゆるセオリーで作ってるからです。


オリジナルが壊れた理由が明確なら同じ方法に戻す意味なんてない。

これは私の持論ですがこれこそが古いジーンズが一番だと思い込んでる

常識人と技術者的現実主義者の大きな違いでしょう。

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無知のセオリー無視と、経験と知識を蓄えたセオリー無視は別物です。

それはこのショーツやT-Sを日常着として着用いただければ

ご理解いただけると思いますので興味のある方はぜひ、お試しください。

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ショーツとしては高価になってしましましたが

ちゃんと服作りを理解し、製作と販売をしてる方が見たら

なぜこの金額で出せるんだと思うはずです。


自分の考えと感覚が皆様にも理解していただけると思いながら、

日常着としてギアとして着ていただく為に企業努力で利益を削った結果であり、

単純に売れないのが怖くて値段付けれないのでビビってこの値段。

これが本音です。


ショッピングページ


社運をかけた初めて作ったゼロスタートパンツ。

長々と長文に思いを込めましたが売れないと二度とパンツは作れないので

皆様、よろしくお願いいたします。


2018..17 NAOSHIYA CUSTOM FACTORY comment0 trackback0

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