NAOSHIYA CUSTOM FACTORY デニムカーゴショーツ 「ADVENTURE2」

昨年、爆発的な人気と自分で言っちゃいますが

とんでもなかったのが直し屋初めてのオリジナルパンツ。

その第一弾がリップのカーゴショーツでした。


今年はデニムでやると決めていたので

アップデートと言うか、デニム用のシルエット&仕様変更で

煮詰めた新アイテムが明日、6/1(土)から販売となる

「ADVENTURE2」です。


昨年のリップ版が「ADVENTURE」

今年は自分的な進化版なので「ADVENTURE2」です。

細かい説明は昨年のブログを検索して読んでください。

確か6月だったと思います。


昨年のモデルに何か問題があったから「2」を作った訳ではなく、

昨年と同じ内容で、生地違いにするくらいなら、

うちではやらない。


自分の考えを落とし込む作業こそが

物作りの醍醐味だからです。


さて、つまらない話はやめて完成品を見てください。

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もうかっこいい。


サンプルをテスト的に着用してますが、

うまく落とし込めたと思っています。

サンプル2回作って、修正を繰り返した結果が目の前にありますが

これが売れないならデニムのショーツ作りは引退します。

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使ったのは40年代のARMYプルオーバーに使いそうな

裏が茶っぽいデニム。

デニムから作ってないので生地メーカーさんの物をチョイスしました。


うちの規模でデニムから作ったらこのショーツでも8万になりますから、

そこはあるものをチョイスしながら無い物は作ります。


それがこのボタンです。

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デニムのカーゴショーツならボタンは金属でしょ。

今まで加工に使ってたボタンは廃盤となりましたので、

別のボタンをベースに加工しました。


結果としては正解。

軽量アルミ系金属ボタンをを塗装屋さんに下手に塗ってくださいと

お願いしたので40年代の黒ラッカーの雰囲気は出せた。


古っぽく作る人達は鉄でボタン作る事にこだわってるように感じます。

パーツにこだわる私にはその気持ちはすごく良く分かるし、

それだけの手間とコストをかけるのは本当にすごい。


でもうちのオリジナルはギアであり、日常着。

天然繊維であるコットンと金属の相性って…

私は日常着を作る事しか考えていないので

古い物の再現には興味がありません。


古いけど新しい物が私なりの進化なので、

私は日常着を進化させたい。

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そう言う思想はこの裏を見れば伝わるでしょう。

受け取り側の感覚が物の良し悪しを判断すれば良いと思いますが、

私は欲しい物がほとんど無いから、自分で企画して作る。


最初は共布で全部作りました。

サンプル穿いて「おむつ」穿いてんのかと思いましたので、

修正と進化をさせてリップとなりました。

娘の「オムツ」は軽いのに私の「おむつ」は重すぎました。


で、リップにするからには何かをイメージできるようにしたかった。

緑、黒、Tパターンを最初に思ったんですが悪く無いけど「とびきり」では無い。

そこでショーツでボツた気になってたリップを投入する。


空軍以外はデニムのアイテムが昔には存在してるから

AIR FORCE仕様のデニムカーゴショーツに寄せてく事に。

セージっぽい緑だから特別な感じ出るなあ。


古っぽいけど新しい。

最高の日常着こそ最強です。

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「ADVENTURE2」

デニムのカーゴショーツで休日を楽しむ。

これぞ旅であり、日常でもあり、冒険である。


店に籠城してる私に説得力はありませんが、

これを穿いてどっかに遊び行きたいと思ったら

そんな素晴らしい事は無い。

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写真は1WASHです。

天気が良すぎて反射してる。

ちょっと前のボタンフライの写真が実物に近いかな。


1WASHを店頭に用意してるので現物を試着して、

未洗いをお買い求めいただきます。

ヤノさん、時間あれば寄ってください。

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今作のこだわりは生地の組み合わせにある。

ゴツく見せたいからベースは10オンス。

それだと重いし、重なる部分に厚み出すぎちゃうから修正必要と感じました。

そこで投入したのは8オンス。

同じ生地メーカーさんが10と8を作ってたので部分的に8ozにしたから

このゴツい見た目にして以外と軽い。


夏のアイテムだけで言えば、軽さとは正義である。

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今年のは外折りしちゃうと裏が出て変な見た目になる。

それはロールアップで対応すれば良いでしょう。


今作の小さなこだわりにして全体をまとめたポイントは糸の色です。

このデニムに濃すぎないグレーのチョイス。

天才だな。

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このバランスです。

ショーツって試着しなくても良いか悪いか分かる。

これは職業病的な「目」があるからですが

この「たたずまい」見てダサいと思ったら買わないから穿かないでしょ。

みなさんの判断基準はそれだけで良いです。

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スタンスに、ニューバランス履いて、6月に出すロンTの抜染。

一瞬で何を着るか決めれる万能ショーツ。


こうやってスタンスとロンTも売ろうとしてる訳ではありません。

私の着る物だけを展開してるからそうなるだけです。

ちなみにスタンスの新作を後で掲載します。

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しかしかっこいい。

このバックスタイル出すためにアジャスター付ける事にした。

もちろん実用性が抜群なので機能美なんですが

ミリタリーっぽさを出した功績は大きい。


リップよりもまた上を深くしたのは穿き心地の向上と、

野暮ったいこの見た目。

曲線だけで構成されてる人間の体に合うように考えてます。


ローライズで、細めで、ライトオンスで、色落ち加工されてる

ヨーロッパのジーンズは日本人には合いません。

この話は長くなるのでしませんがダメな部分しか見てない奴が服作るとこうなります。

それが直し屋のオリジナル。

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70年代のデット。

こんな贅沢なショーツはうちしか作りません。

この仕様とパーツ構成でこの値段って信じられない。


自分で値段つけてますがこれだから儲からないし、

労働時間長すぎてしんどい。

でも、それだから楽しい。


ガレージビルドっと趣味の延長線上にある。

だから楽しいし、革新的なんだと思う。


ガレージからスタートしたアップルが世界的な企業に成長したように、

私はどんどんやる事を削ってより小さなことしかやらない店にしたい。

オリジナリティの追求って考えれば方向が逆なだけで、

やってる事は同じかもしれませんね。

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オリジナルの証。

これは購入した方が裏返して見る楽しみです。


今年のモデルにはベルト芯入れてないので

着用感の軽さは黒のリップ以上です。

デニムである事を穿いてる時は忘れてます。

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直し屋のピスネーム。

昨年から登場したこのピスもコットンです。


細かい部分の作り込みに差が出る。

まさにこれもそうです。

コットンのピスネーム作ってくれる業者さん探すの大変だったなあ…

良い思い出です。

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サイドのカーゴと同じでフラップは8オンス。

1WASHしただけで軽さが違うから色落ち速度も違う。


数年感の着用でクレイジーっぽく色落ちに差が出ます。

こう言うのも好きな人は好きでしょう。

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私はこうやって穿くので、

フラップが入れれるように作ってます。


当たり前の事を当たり前にやる事って難しい。

物作りでの現場は納期とコストカットが当たり前。

うちの当たり前は私のやりたい事をやる。


この差を理解してもらえるようになってくると、

物作りが少しスムーズになる。

でも100点じゃない。


そもそも100点なんて無いし、狙ってない。

ジーンズ修理もそうですが安定した80点くらいを目指してる。

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そのレベルの物が無いから

うちのオリジナルは愛されるんだと思っています。


今回も最低限の妥協で製作した自信作です。

デニムとリップで生地が3種類、綿糸、フルシングルステッチ、

特注黒塗りドーナツボタン、70年代のアジャスターデット。

もちろんの日本製はこの内容で税込27,000円。

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服作ってる人なら衝撃だと思います。

一般的なブランドさんなら仮に作る人がいても企画でボツです。


小さな店で全部手売り。

自分で企画して、打ち合わせして、自分で売る。

こんな楽しい事ないです。


店頭発売は6/1(土) 12時からスタートします。

ショッピングページへの掲載は日曜の夕方か夜を予定しています。

一人で手一杯なので梱包作業できないからです。


販売数は店頭とショッピングページ分を別にしてるので

ショッピングページ完売で無しって事はありません。


気になってしまった方、一生懸命作りました。

よろしくお願いいたします。



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