そんな流れで動いた3rdサンプルがこれです。

基本的な作り方は1stサンプルに戻して初心に戻る。
生地を変えた3rdなのに1stと言うか、1stなのに3rdが完成です。

これを穿いてこの方向転換が正解だと確信します。
このメンフィスコットンの11オンスデニムがものすごく良い。
いわゆるジーンズに使われるデニムは13〜14オンス。
密度が高い織り方をしてるのに対して、
このデニムは弱テンションって織り方。

簡単に言うとゆるく織ったふわっとしたデニム。
それで11オンスと公表されてますが13オンスくらいに感じる質感。
洗いたてはデニムっぽいのにすぐに伸びるところが伸びて、
とにかく運動性が高いから着用感がストレス少ない。
縦の縮みはイメージくらいの寸法で、横は伸びるから
次はこれを穿いてサイズ感の見直しになります。

この生地にはこのボタンじゃないなあ。
そこでボタンも作る事に。
こうなったら手抜きなしで今出来ることは全部やる。

ピスネームの入れ忘れ。
サンプルって依頼が全て表現されない事が多々あります。

この写真は私がさんざん穿いてるので色落ちしてます。
コロナには洗濯が有効との事なので着用毎に洗っています。
なのですでに20回は洗ってるサンプルです。
これで4thサンプルの製作が決まります。
この段階で4月の販売も諦めてますので
納得できる物を作ろうと完全に腹をくくりました。
その6につづく。
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