あれが1stです。
シンプルに作ってる感じが伝わります。
伝わりにくいってのがうちの物作りはポイントでもあるんですが、
デニムだし、何が行われてるかを見た瞬間に分かる仕様もありだなあ。
そう思って2nd製作に入ります。
デニムは同じままで、縫製をグレーから生成りに変更。

ガラリと印象が変わりました。
シャツには見えない…
これぞシャツJKTです。
シャツとJKTの中間であり、どっちの要素も強い。
春、秋に最高です。
手ぶらで外出できちゃう男の上着。

全体的に印象が変わりました。
ステッチの立ち方もですが、ラグランの入れ方も変えています。

1stの感じも良かったんですが、
テイストは2ndを採用する事に決定します。
見比べるとぜんぜん雰囲気が違いますね。
ラグランの角度、流し方もイメージになっています。

この辺は継続です。
好きなものを変える必要はない。

1stは何度も洗ってますが
2ndは2回しか洗ってません。
なので色もまだまだ濃い。
皆さんも届いたら洗ってください。

糸の色が変わるだけで印象が変わる。
この特大ポケットがすごいインパクトです。

袖先の形が素晴らしい。
色落ちが楽しみだなあ。
って着たら洗うのでダサい色になりますが、
色落ちなんか気にしてるやつの方がダサい。

細かい部分も目に見えるようになって
このシャツJKTのディテールが飛び出してきて面白い。

もちろん背中は変更なし。
大きく生地を使う素晴らしい作り方。

変更したラグランの作り方。
良くはなった。
良くはなった。
良くはなったんだけど、
やっぱり点で捉えてる。

そうやって次の修正へ向かう。
ここしか主に変えていません。
写真ではわかりませんが2ndから肩のゆとりを増やした。
ラグランの作り方と、肩の大きさを変える事で
点が分散されて、面になればラッキーだと思って挑んだ2ndサンプル。
良くはなった。
でも、やっぱりクリアできなかった。
しょうがない。
3rdサンプルに向かいます。
チャコでチェックしてますが、
最初から考えてた最終手段に挑む。
これがダメならデニムシャツJKTはボツの可能性が大…
物作りのハードルは高い。
つづく
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